愛しの不良様☆
すると、カズは心を読んだかの様にニヤリと笑った。
「だから、そこがお気に入りなんだってわかるんだよ」
「・・・ふーん」
「それだけ?まあ、いっか。4つめはねー」
「え?まだあるの?」
「だから、柚ちゃんはお気に入りなんだって
私、そんなに咲斗に気に入られてるんだぁ・・・。
「で、4つ!咲斗は女の子をソファーの隣に座らせない!」
「え!?」
私、さっき座っちゃったよ!?
あれ、だからお気に入りなんだ。
「・・・そーいえば、私咲斗に告白されてるんだった」
忘れてた、と言うと、カズも飯高蓮哉も嘘!?と私に詰め寄ってきた。
「お気に入りじゃなくて、好きな子だったのかよ!?」
飯高蓮哉がカズを叩く。
「俺に聞くなよ!てか痛いから!」
双子くんはちょっとしたパニックに陥った模様。
あー、暇だなー。
咲斗、早く帰って来ないかな?