愛しの不良様☆
「んあ?なんで柚、怒ってんの?」
「授業中に呼び出すからよ!おかげで携帯鳴っちゃったんだからね!?」
レンは私にビビったのか、「お、おう」と言ってソファーから落ちた。
ふん、ざまあみろだっ!
私は間抜け面のレンにあっかんべーをしてやった。
「レンばかり構うなよ、柚」
「う・・・」
咲斗が私を後ろから抱きしめる。
きたぞ、甘々モードの咲斗。
正直、私はこの甘々モードに弱かったりする。