気になる背中




自覚してしまった大塚君への想いは、

自分でも驚くぐらいあっさりと私の胸の内にすとんと落ち着いた。



自分ならもっといっぱい内心ですごく焦ったりするかと思ったのに、すんなりと受け入ることが出来たのは、


…きっと、もっとずっと前から私は彼のことが好きだったからなんだろう……。



< 104 / 214 >

この作品をシェア

pagetop