気になる背中
見ちゃった…
どうしよう…どうしよう……
最初に見た2人のラブラブな光景より、
もっと刺激が強かったそれに私は目眩がした…。
心臓はまだバクバクしていて、顔どころか全身が熱くなっている…。
「神崎、大丈夫?」
「…う、うん」
思わずしゃがみ込む私に、
大塚君も同じようにしゃがみ込んで心配そうに私の顔を覗き込んだ。
それすらもすごく恥ずかしくて、私は顔を俯かせた。
「あの2人って、いつもあんな感じなの…?」
大塚君にそう尋ねられて、私は顔を俯かせたまま答えた。
「…うん
たぶん、そうだと思う…」