気になる背中
それでも笑い止まない私に、
陸君は少し強引気味にまたキスをした…。
「…んっ……ふぁっ」
さっきよりも激しくて、
思わず恥ずかしい声が漏れてしまう…。
「ねぇ、澪はお父さんとこうゆうことすんの?」
やっと唇が離れたかと思ったら、今度はそう意地悪く尋ねられる。
意地悪な目でじぃっと見つめられて、私は恥ずかしくなって視線を逸らした…。
「いじわる…」
「澪が悪い」
そう笑って言いながら、今度はわざとちゅっと音を立てるようなキスをされた。