気になる背中


そのまま私はいつの間にか眠ってしまった。


…そして、ドアがノックされる音で目が覚めた。

けれど、まだ意識はぼんやりとしていて、私はそれに返事をすることが出来なかった。


すると、そっとドアが開かれる音がした。


お兄ちゃんが入ってきたのかな…。

そういえば、さっきお昼ご飯持ってくるって言ってたっけ…。


そんなことをぼんやり考えて、私はゆっくり目を開いた。


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