ギャル恋！

「…うん、何となくわかるけど」

そりゃ瑠美はずっと学校に居ただろうし、あの２人がどうなったかとか…わかるよね。

「うん、学校行きたくないけど…今日ちゃんと行くから、また後でね」

早口で伝え、電話を切った。

今はこれ以上、あの２人の状況を聞きたくなかった。


あー…嫌だ、切ない。
少し惨めな気持ちでもある。


目の前で、元サヤに戻ったであろう２人を見ないといけないんだ…。