★続★『逆高校デビュー』
その日の帰り、
「悠斗先輩!!」
下駄箱で靴を履きかえている悠斗の後ろから、
あの上目女が抱き着いていた。
ちょっと離れた下駄箱で靴を履きかえていた私は、
あまりの大胆な女の行動に上履きを落とした。
「悠斗先輩、ドキドキしましたかぁ?」
靴を持ったまま後ろから女に抱き着かれて、悠斗は動きが止まっていた。
ヤバい…涙&鼻水大洪水。。
やだ…やだよ…悠斗!!
「さ…!さわんないで!!」
離れた下駄箱から叫んだ。
「全然ドキドキしないけど」