★続★『逆高校デビュー』
スカートの中が、見えてんぞって思うぐらいスカートの丈の短い女は、
悠斗を一生懸命、上目遣いで見つめていた。
ん〜〜ちょっと…かわいいかも。。
「なに?」
優しい悠斗は、上目女にも首を傾げて返事をした。
その仕草、頼むから私だけにしてよ!って
ちょっとイラッとしてしまった。
「悠斗先輩って書道部の部長ですよね!
私、一年の結城綾乃(ゆうきあやの)と言います!
書道部に入ろうかな〜って思っているんですけど〜!」
…………っていうか、
なんでこいつ、『小島先輩』じゃなくて
『悠斗先輩』なんだよ!
あ〜〜〜〜イライラする!!
ってヤバッ!
悠斗のコ−ヒ−勢い余って飲み干してしまった。。
気づくと私はイライラして
ストローをズルズル音を立てて、
コ−ヒ−のパックをぺっちゃんこにしていた。