★続★『逆高校デビュー』
悠斗は頭をポリポリかいていた。
かわいい…とか思ったのかな…
「あんま、うちの部、活動してないから。
それでもよかったら」
上目女は両手を胸の前で合わせて、
かわいく首を傾げた。
「本当ですかぁ!!やったぁ!
じゃあ後で悠斗先輩に入部届持ってきますね」
上目女はかわいい鼻声で、
かわいく目をぱちぱちしながら言いやがった。
「あ…あぁ。わかった」
悠斗は…なんかドキドキとかしちゃってる?
上目女は短いスカートを、ひらひらさせながら行ってしまった。
「なんだあいつ…」
悠斗はポソっとつぶやいて、
また頭をポリポリしていた。