★続★『逆高校デビュー』
悠斗
小さい女…好きなんだ…
じゃあやっぱり、あの上目女かわいいとか思っちゃったんだ…
ヤバい…涙の前に鼻水が…
「どした?」
悠斗が私の頭を撫でた。
「私…デカイじゃん!」
悠斗はくくくっと笑いをこらえていた。
「笑うこと…ないじゃん!」
すると悠斗は私の耳元でポソっと囁いた。
「桃叶は小さいだろ」
は???
「俺の手の平にすっぽり収まって、
ちょうどいい。うん」
だから………はあ???
………………!!!
「む…!!胸の話じゃない!!」
悠斗は飲んでいたコ−ヒ−を噴き出しそうになって
人差し指を口の前に当てて『しぃ−』っとした。