キライ、の反対。
『‥まじかよ』
遊くんも苦笑いして
私を見た。
『‥今日は一緒に帰るだろ?』
優しい目で聞いてきた
遊くん。
「‥うんっ!これからもずっと
一緒に帰るっ!」
そう言って一見落着した。
それから時間が経ち
遊くんと3日ぶりに帰る
放課後になった。
『‥帰るか』
「うんっ!」
遊くんと一緒に帰る道は
なんだか懐かしくて
涙が出そうになった。
『なぁ?』
「んー?」
私は遊くんの方を見た。
『公園よって行かね?』
遊くんは私の手を握った。
「うん‥」