キライ、の反対。



それは私の片思いの相手
でもあり幼なじみの、
真壁遊馬-マカベ ユウマ-
通称遊くん
と登校中のことでした。


『うん。知ってる。
花が毎朝落ち込んでるときって
真壁ばっかじゃん。』

「いっイッチャン!
いいから話しきいて」

『はいはい』



彼、遊くんはいつも
どおり私の家まで迎えに
来てくれました。


「遊くん!おはよっ!」


『ん?あぁ‥』


相変わらず素っ気ない
態度の遊くん。



昔はそんなんじゃ
なかったのになぁ‥




「遊くんさっ!
しあさって何の日かわかる?」



そりゃぁわかるよね。
私たちずぅーっと小さい
ときから一緒なんだもん♪


そりゃぁー私の『わかんねぇ』



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