キライ、の反対。


『じゃさ、私たちって
空気が無くなったらどうなる?』


「‥死んじゃう?」


『そう、それを真壁に気付かさせる
のよ。真壁は花がいないと生きてけ
ないことをね』


「ん~っ難しいけど
なんとなくわかった!」


『そ?なら今日から
真壁と登下校はなしね。
あ、あと会話は極力ひかえて。
あ~それと真壁以外の男子
とはたくさん話すこと!』


イッチャンは私に
指切りをさせた。


「うん‥
頑張るねっ!」



遊くんを無視するなんて
初めて‥


私、うまくできるかなぁ‥?




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