七つの幻
「そこには所々錆びてるペンダントが落ちてる。」
「中心に赤い宝石がありその周りに羽が数えて4枚真ん中の宝石を包み込むように付いてるデザインの物だ。」
…あの人のかな?

「手に取ってみると、」

パキッ

「と小さな音を立てて羽の一枚が落ちた。」

あ、ヤベさっき踏んだ時に

…まっいっか、

「長い間ここにあったみたいだし誰かが捨てたんだろう。」

気にしない気にしない、

「そう自分に言い聞かせながらしばらくペンダントを見てみる、
ペンダントとゆうよりも中心にある赤い宝石に目がつく。」
何の宝石だろ?

「鮮やかで深い赤色をしている。」


…るして、


私を許して



…って、



んなことしてる場合じゃないな、
あの人さっきよりも泣き方ひどくなってるし。
「腰上げて尻を軽く2、3回はたいて泣いてる人の近くに行く。」

許して、許して、私を許して、


「近くに来たのにずっと謝ってる、」


誰か知らないけどなにしたんだこの人「されたのか」?

あの、

「とりあえず話しかけてみないと。」



許して、



私を許して。




「泣いてる人(女性)は俺のことを無視して謝り続けてる。」


…無視ですか。

つーか視界に入ってるのかも疑問だな。


「…どうしようかな話しかけても無視だし泣き止むの待つのもなんか嫌だし。」


‥‥ふぅー。


あのさ、
誰に謝ってる知らないけど人のこと無視すんなよ!




うっ…。

しばらくすると泣き声が止み。

…あ、あなたは誰?


ほ、やっと気づいてくれた。


「…誰かってこっちが聞きたいんだけど、
(まあ先に名のればこの人も名のるだろう)。」



俺は 、えっ?



俺は 、…おかしい何で?
自分の名前なのにどうして






分からないの





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