619
(なんかよくわからないけど、勝った!)ケイティーは右手を高々と上げた。

すると、またさっきと同じカランカランという音がして、再び彼女の体は前に引っ張られた。

そして次も、正体不明の雪だるまみたいなものが現れたので、ケイティーは技を仕掛けて、それをギブアップで下した。

ケイティーがよくわからないものを倒すたびに、乾いた音が響いて、彼女を次に次にといざなった。
< 106 / 117 >

この作品をシェア

pagetop