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「鬼ザクロ警部、お疲れ様です」

「ああ、おつかれ。コワルスキー、この部屋は、なんだ?」

鬼ザクロ警部は苦虫を噛み潰したような顔で、事件現場を見回した。

「なんだ、と言われましても・・・なにか気になることでも?」

コワルスキーは警部の不審に気付かぬまま問い返した。
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