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「待って先生!せんせッ・・・フィオナ!」

トモヤの呼びかけに、フィオナはまったく答えるそぶりも見せることなく、すたすたと歩いていった。

「くそう、ユカめ」

トモヤはフィオナをあきらめ、ユカと遊ぶ約束をしている公園に向かって歩き出した。
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