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途中、トモヤは思いついたように道をはずれ、ケイティーが住んでいた、そしてそこで殺害されたマンションに向かった。

マンションに到着したトモヤは、1回のオートロックを前に、ケイティーの部屋番号を押してコールを鳴らした。

もちろん、それに応えるものはない。

もうそこには、誰も住んでいないのだ。
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