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そして、トモヤが公園でユカちゃんと遊び始めたのを見計らって、彼に近づいた。

「やあ、こんにちは。久しぶりだね、トモヤくん」

自分の名を呼んだ大人を、最初は誰だかわからなかったトモヤだが、

「・・・ああ。あの時の刑事さん」

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