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トモヤは真剣にイメトレしてみた。

そして、黙り込んでしまった。

「ずいぶんムチムチじゃあないか、ケイティー先生は!お巡りさん、正直欲情したよ!」

コワルスキー刑事はケイティー先生の写真を手にとって、ギラギラした目でそれを見つめながら、

「ア゛ーッ!」

と雄叫びを上げた。

「やめろ!僕の先生を汚すな!」

トモヤはコワルスキー刑事から写真をひったくり、舐めまわすように写真を見つめた。

(お母さんの2/3程の質量しかないくせに、なんという肉感だ・・・これが、若さゆえの過ちというものなのか)

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