クリスマスの奇跡
由美は勇二の胸でずっと泣いている
「どうして…
どうして…居なくなっちゃったの…」
『……ごめん……』
「ひとりぼっちになっちゃったんだよ…」
『……ごめん……』
「でも……」
『ん』
「約束……守ってくれたんだね……」
『……ん……』
「どうして…
どうして…居なくなっちゃったの…」
『……ごめん……』
「ひとりぼっちになっちゃったんだよ…」
『……ごめん……』
「でも……」
『ん』
「約束……守ってくれたんだね……」
『……ん……』