クリスマスの奇跡
「いっぱい…
いっぱい言いたい事あったのに……」


『うん…』


「言葉にならないよ…」


『うん…』


「…………」
『…………』


勇二は、ゆっくりと由美の髪を撫でる


その心地よさに、由美の止まりかけた涙がまた流れる…


時間は、ゆっくりと流れていた
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