年上王子様とのアリエナイ××①
「そんな事、あるさ。今だってこうして君を閉じ込めたい」
「翔..さん」
少し離れると指先がそっと瞳に触れた。
「君が他の男を見ないように」
「君が他の男に触れないように」
「翔..さ」
徐々に喉元に移動する指先が
妙にくすぐったくて
「分かる?君の声も他の男に聞かせたくないし、この体だって」
「んっ!」
「俺だっていつも必死なんだ」
翔さん..
「あたし、ね..教えてもらったの..」