年上王子様とのアリエナイ××①
いきなり黙ってから
「そうやって逸らす気?」
更に距離を縮めてきた。
ってかここ..何処か分かってる?
一応個室だけど..病院だよ!?
「ちょ、翔さん!?」
「うるさい」
少し黙って、そう言うと
イジワルな王子様は甘いキスを落としてきた。
今はこれでいい。
何も知らなくていい、
とにかく今だけは..
翔さんとの愛を確認したい。
そう思いながら静かに瞳を閉じた。
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