年上王子様とのアリエナイ××①
「翔さん、話を」
だから違うんだってば!
そう言いたいのに
「ん?だから聞くから話しなよ。もちろんちゃんと言えればね」
ついには
「ひゃあ!」
服の中に手が入ってきた。
下着の上から優しく触られるのをあたしはただ感じていることしかできない。
「柚子、気持ちよさそうだね」
意地悪な口調が余計にあたしの胸を高鳴らせる。
もっと欲しいって思っちゃう。
「下着とっちゃおうっか」
言い終わるのと同時にブラのホックが簡単にはずれた。
分かるけれど
やっぱり大人なんだなって思う。
こうやって簡単に下着をはずせるんだなって・・
そう思うと少しだけ
ほんの少しだけ胸が痛んだ。
「柚子?俺、柚子の話がききたいんだけど」
「だ、からんっ!祐く」
「またそいつの名前を出す。もしかして計算でやってるの?」
もうじゃあどうしたらいいのよ・・
「柚子はよっぽどお仕置きを受けたいんだね」
「ちがっ」