年上王子様とのアリエナイ××①
「は??」
いきなり何を言うのこの人は!!!
「あ、あのぅ」
「だからエッチしたのかって聞いてるのよ!」
しかも今、朝だよ?
「どうなの?」
どんどんあたしとの距離を縮めて質問してくる篠崎さんに一歩一歩後退する。
迫力すごすぎるよ
「さぁ!」
ばんっと音が聞こえた時にはもう行き場がなくなっていて
篠崎さんがあたしを睨みつける。
「あ、あたしはあたし達は・」
そこまで口を開くと下に着いてドアが開いた。
た、助かったぁ~
「あの、あたしこれで!」
お辞儀をして急いででようとするあたしに
「今日夕方5時に2060号室に来なさい」
後ろから声がした。