年上王子様とのアリエナイ××①


翔さんの体温に包まれて


さっき不安だった事が一気に消えていく。


「あたしも確かめたい。翔さんと一緒に」

「うん」


翔さんはもう一度あたしの頭を優しく撫でて


それから電気を消した。




あたし達はいつまでも離れる事無く眠りについた。


「ずっとずっと一緒」


その言葉通りに。


朝までお互いの温もりを感じながら―――――





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