サイダー
だけど。だけどそれでも君のことが好きな私はおかしい?


君のことが好きで好きでしょうがないんだ。


君としゃべったのも一回だけ。本を読んでる私に



「その本おもしろい?」



って声をかけてくれた。すごく嬉しくて恥ずかしくて驚いて「…うん。」しか返せなかったけど。


それからだ。君を目で追うようになったのは。
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