キミシダイ


「ち…ち、ちょっと何でアンタがここで寝てんのよ」



枕をコイツの顔目掛けて思いっ切りぶん投げた


「って…はぁー…朝から騒がしいなぁ……おはよぉ」


あくびをしながら起き上がった



全く気にもしてないコイツに、私の怒りが爆発……悔しくて…涙がボロボロ溢れ出した



「え?あ…おい…何泣いて…」


「あんたの…せい…グスッ…じゃん!!!あたしを怒らせないで!!…あたしに…構わないでよぉ」


その場に泣き崩れる私…



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