キミシダイ



「ん…だから、今のままでいいの……同じ家で同じご飯食べて、一緒に笑って過せるだけで私は幸せ………無いものねだりするのは辞めたんだ♪」


「…月……いつでも話聞くからね?何なら貴哉サン追い出すから、オールで愚痴とか聞くよ?」


「ブッ(笑)愛花、大橋先生の家なのに、大橋先生追い出したら、どっかで浮気しちゃうかもよ?」


「それは大問題だわ☆」


二人きりの教室に笑い声が響いた…


あっという間に時間は過ぎ、とっくにお昼を過ぎていた


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