キミシダイ



遊園地は土曜日と言う事もあり混んでいた



でもスムーズに色んな乗り物に乗れたお陰で、スッカリ苛々した気持ちは無くなっていた


「暗くなって来たなぁ♪月、観覧車乗ろうぜ」


「うん♪」


差し出された手に手を絡め、観覧車まで走る


順番が来て乗り込んだ時、ふと先生の言葉を思い出した…






【観覧車乗ってキスしたり?




楽しみだなぁ?】




ガチャンと扉がロックされ、密室となった観覧車…



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