キミシダイ
「…いいよ…思ってる事…頭の中にある言葉、そのまま言葉に出してみ?」
ポンと優しく頭を撫でられ、不思議と素直に応じてしまう私…
大翔に告白っぽい事言われた事…
私は大翔の事、兄貴みたいに思ってて、恋愛対象に見た事が無い事
この事によって、大翔・愛花・私の関係が崩れそうで怖い事
全部、先生に話してた
馬鹿にされるかな…とも思ったけど、先生は真剣に相槌を打ちながら聞いてくれた
「…先生ぇ…あたしどうしたらいぃ?」