キミシダイ
気付き始める



月日は流れ、秋…

大翔と愛花は学校推薦で既に大学が決まって、毎日が楽しそうだ


私は…行きたい先すら決まって無い…


何がしたいのかさえ決まって無いんだから、行き先なんか決まる筈も無い…



大翔は以前と変わらず私の兄貴で居てくれてる…

気まずくならなくて本当…

「良かった」


「良くねぇだろ;」



ここは進路指導室…

いまだに進路希望が確定してない私は、みっちー(笑)に呼び出されたのだ



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