アカシアの花
花は...
「ねぇ‐ねぇ‐。この黄色いお花なんて名前なの‐?」

「ん?それ?花の名前はわかんね‐けど花言葉なら知ってるよ?」

「はなことば‐?なにそれ?」

「知ってるか?この花の花言葉は....」

鳴り響く携帯のアラームに目をこすりながら眠たい朝を迎えた。

「はぁ‐。またちっちゃいときの夢みた‐にしても誰なんだろうあの子..」

ぴろりろりろりーん♪

軽快な音楽とともに携帯が光だした。

「もしもし...?」

「あ。愛花?俺だけど。」

「あ。暁人。おはよ。なんか用?」

「今日10時くらいから会えない?」

「10時?学校いいの?」

「俺さぼり‐。愛花行くのか?」

「んじゃ。あたしもサボる‐。」

「10時に駅な。」

「うん。了解。」

暁人との電話をきってため息を付いた‐。
コテをとって髪を巻き始める。
軽くメイクを整えて服を考え出した。


< 1 / 12 >

この作品をシェア

pagetop