unrequited love
千秋!わたしたち3組だって!いこ!」
「え?同じクラス?」
「そう!奇跡!さあ、レッツゴー!」
そういいながら私の前を歩く茉莉香は相当機嫌がいい。
1年生だからか、クラスは一番最上階の5階だ。
「うっわー5階とかきっつー」
「ね。これが1年間きついね~。」
私たちはもう息があがるほどだった。
階段をのぼると1組があって、8組まで規則正しく並んでいる。
3組の私たちはすぐだった。