緑の君~月下の森~Ⅰ
帰宅
私の家は神社。おばあちゃんが神主。おじいちゃんはいない。
お母さんと私とおばあちゃんでなんとかしてる。
お父さんは…。修行に行ったきり行方不明。
おばあちゃんがくせ者(泣)
「ただいま…。」とひっそりと入る。
「お帰りなさい。どうしたのさゆり?」
挙動不審な私を不思議な顔で見ている母。
「おばあちゃんは?」
ドタドタ!
うっ、ままずい。
「さゆりー!!妖気を感じる…。もののけ臭いぞ。」
「えぇー?」
「こっちに来なさいー!」
「わぁー。」
ずるずると廊下を引きずり祈祷場に連れて行かれる…が突然止まり手を放した。
「いったぁーい!」
「もののけ臭いのがなくなったか?」
「ついてなかったんだよ!!」
痛みをこらえて逃げ出した。
「あっ、まて!さゆり。」
何がついてるだ!帰って来るなりいつもこう。
もう知らない!
部屋に立てこもるが腹の虫には勝てなかった。
「さゆり~。ご飯よ。」
仕方なく居間に降りていく。
お母さんと私とおばあちゃんでなんとかしてる。
お父さんは…。修行に行ったきり行方不明。
おばあちゃんがくせ者(泣)
「ただいま…。」とひっそりと入る。
「お帰りなさい。どうしたのさゆり?」
挙動不審な私を不思議な顔で見ている母。
「おばあちゃんは?」
ドタドタ!
うっ、ままずい。
「さゆりー!!妖気を感じる…。もののけ臭いぞ。」
「えぇー?」
「こっちに来なさいー!」
「わぁー。」
ずるずると廊下を引きずり祈祷場に連れて行かれる…が突然止まり手を放した。
「いったぁーい!」
「もののけ臭いのがなくなったか?」
「ついてなかったんだよ!!」
痛みをこらえて逃げ出した。
「あっ、まて!さゆり。」
何がついてるだ!帰って来るなりいつもこう。
もう知らない!
部屋に立てこもるが腹の虫には勝てなかった。
「さゆり~。ご飯よ。」
仕方なく居間に降りていく。