緑の君~月下の森~Ⅰ
転校生
「言ってきます。」
朝からテンション低っ!だって…。
「さゆりちゃん。」
母がちゃんをつけるときは何かお願いしますてこと。
私の左腕には数珠がしっかりついている。ばあちゃんお手製の祈祷し、井戸の水で浄めてある…らしい。
制服の下で見え隠れしている…。先生に何か言われないかなぁと心配。
私が嫌がるのを知っていて母に頼んで、ばあちゃんは座禅しているのがわかるから余計にテンションは下がる。
クラスにつくとざわめき…。
「まり…。どうしたのかな?もしかして自習になった?!」
テンションが回復!が…。
「転校生が来るらしいよ。帰国子女でおまけに美人…。」
ガラ!と入口から背の高いモデルが…。
「赤木ちあきです。よろしく。」
まりは興奮ぎみに「うわぁ…。赤毛のロン毛だ。染めてんのかな。」
「うーん。」
「かなは地毛だと思うよ。」
「かな子の家、美容室だからわかるのね。」
朝からテンション低っ!だって…。
「さゆりちゃん。」
母がちゃんをつけるときは何かお願いしますてこと。
私の左腕には数珠がしっかりついている。ばあちゃんお手製の祈祷し、井戸の水で浄めてある…らしい。
制服の下で見え隠れしている…。先生に何か言われないかなぁと心配。
私が嫌がるのを知っていて母に頼んで、ばあちゃんは座禅しているのがわかるから余計にテンションは下がる。
クラスにつくとざわめき…。
「まり…。どうしたのかな?もしかして自習になった?!」
テンションが回復!が…。
「転校生が来るらしいよ。帰国子女でおまけに美人…。」
ガラ!と入口から背の高いモデルが…。
「赤木ちあきです。よろしく。」
まりは興奮ぎみに「うわぁ…。赤毛のロン毛だ。染めてんのかな。」
「うーん。」
「かなは地毛だと思うよ。」
「かな子の家、美容室だからわかるのね。」