ガチ恋愛!!
「まじかよ~。
それならバスケ部のマネージャーになってくれればよかったのに~」
........え。
何で…そんなこと言うの?
もしかして…あたし、嫌われてる?
やばい、泣きそうになってきた。
瞬きをしたら涙がこぼれ落ちそうで、あたしは必死にこらえた。
結局この恋も実らずに終わるのかなぁ。
今回こそは!!って気合入れてたのに…
なんにもできなかったなぁ。
あたしが黙ってうつむいてると、大夢くんが顔をのぞいてきた。
「三好さん?どーかした?」
やばっ…なんか言わなきゃ…
でも、こうゆうとき何て言えばいいんだろ。
あーもう!!やけくそだ!!
「何で、サッカー部じゃなくてバスケ部のマネなの?」
思いきって言ったのはいいけど…
答え聞くの超恐いんですけど。
『嫌いだから。』
とか言われたらどうしよう。
…言わなきゃよかった。
そう思ってると大夢くんが口を開いた。