笑顔パフェ


時がとまったかのように、俺は、呆然としていた。





『あはははははははははははははは』



その子は、笑った。


あの時と、同じように、俺の前で、爆笑した。


『何で、そんなに、呆然としてんのぉ?(笑)』





俺は、また、口から、出そうになった。



『かわいいって。』



でも、『か』まで、言ったとこで、とまった。



彼女は、不思議そうな顔で、見ていたが、気にせず、また、空を見た。








< 59 / 78 >

この作品をシェア

pagetop