たまには、こんな日も
でもまあ、しょうがないか。
この時期に実里が風邪をひくのはいつものことで、そのたびに面倒を見てきたのは俺なのだから。
実里と同棲したいと思ったのは俺の意志だし、大学を卒業して俺が3年、実里が2年。
そろそろ籍を入れてもいいかなと思ってる。
まあ問題は、会社が社内恋愛禁止だってことくらいか。
今だって、バレないように細心の注意を払ってる。
スーパーに着いて、実里に必要なものを買っていく。
「桃か」
実里は桃が大好きだ。
しかも缶詰ではなく、生の桃。
桃なら食べれるかもしれないと思い、かごに入れた。
買い物を済ませ、急いで家に戻った。
買ったものを冷蔵庫にしまい、実里が眠っているベッドの隣の机にノートパソコンを置き電源を入れた。
「悠君?」
しばらく家で出来る仕事をしてると、小さな声で実里しか呼ばない呼び方で名前を呼ばれた。
この時期に実里が風邪をひくのはいつものことで、そのたびに面倒を見てきたのは俺なのだから。
実里と同棲したいと思ったのは俺の意志だし、大学を卒業して俺が3年、実里が2年。
そろそろ籍を入れてもいいかなと思ってる。
まあ問題は、会社が社内恋愛禁止だってことくらいか。
今だって、バレないように細心の注意を払ってる。
スーパーに着いて、実里に必要なものを買っていく。
「桃か」
実里は桃が大好きだ。
しかも缶詰ではなく、生の桃。
桃なら食べれるかもしれないと思い、かごに入れた。
買い物を済ませ、急いで家に戻った。
買ったものを冷蔵庫にしまい、実里が眠っているベッドの隣の机にノートパソコンを置き電源を入れた。
「悠君?」
しばらく家で出来る仕事をしてると、小さな声で実里しか呼ばない呼び方で名前を呼ばれた。