たまには、こんな日も
「悠君?」
悠斗ってほんとは言うんだけど、昔から私は悠君って呼んでる。
本人は、子供っぽいからやめろって言うんだけどね。
「実里(みのり)、お前、俺が出張行く前になんて言ったか覚えてるか?」
「えっ?あー」
なんか悠君、眉間にしわが寄ってて怖いんですけど。
「玄関の鍵は、ちゃんと閉めろ・・・とか?」
「違う」
「あっ、窓の鍵は・・・」
「鍵はもういい」
睨まれてるよ~
悠君の睨みはすごい。
会社の上司だって、悠君に睨まれると肩をビクッと揺らすもん。
「あっと、えっと・・・」
少しでも悠君から離れようと、ベッドの中で体を動かす。
悠斗ってほんとは言うんだけど、昔から私は悠君って呼んでる。
本人は、子供っぽいからやめろって言うんだけどね。
「実里(みのり)、お前、俺が出張行く前になんて言ったか覚えてるか?」
「えっ?あー」
なんか悠君、眉間にしわが寄ってて怖いんですけど。
「玄関の鍵は、ちゃんと閉めろ・・・とか?」
「違う」
「あっ、窓の鍵は・・・」
「鍵はもういい」
睨まれてるよ~
悠君の睨みはすごい。
会社の上司だって、悠君に睨まれると肩をビクッと揺らすもん。
「あっと、えっと・・・」
少しでも悠君から離れようと、ベッドの中で体を動かす。