男友達

それから私たちはかき氷をたべたり金魚すくいをしたりした


「あ、俺あれやりたい」


陽太が指を指したのは射的。


「俺やってくるわ。ちょっと待ってて」


そう言って陽太は人混みにまぎれていった。


「この祭を一番楽しんでるのは陽太よね。」


「そうだねー」


「あいつはいつまでたってもガキだな。」


「あはは!!」


そんな話をしてたら陽太が戻ってきた。手には小さな箱を2個持ってる。


「じゃーん!!!これ美香と茜雲にやる。」


その箱を私と美香に渡した。




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