CLEAЯness



「って……はあぁ?!」



「…なんだよ」

「相川ん家?!実家?!」



ここらへんにこんな建物あったっけ…?なにこの高級そうな巨大ハウス…。庭ひろっ…、てか高っ…、何階建て?!



「実家じゃないよ、親父に貰った家。あ、さっき乗った車もね」


「…」



驚きのあまり言葉もでない。


「俺が金持ち過ぎて驚いてんだろ♪」


隣で相川が得自慢げに言った。私は無性にむかついた…


「金持ちは相川じゃなくて、相川の親でしょっ」


勝ったように私は言った。


「仕方ねえだろ、俺まだ研修医の身だからさ」


「え?…けんしゅーい?」


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