軽薄男に鉛弾を【新☆パラレル・ワールド企画作品】
「何故…深は、こんなチビ女の肩を持つ…コイツはミューの敵だろうが」

怒りの純一郎

今までの女とは違う忠誠の形…

番犬は、ご主人様の為に身体を張るものだ。

「お前が頭ごなしに失礼な事言うからだよ…見ろよ彼女の格好…これ『おっさん大福』の制服だぜ」

おっさん大福とは?

正式名称『大濠産業大学付属第九高校』の略称である。

夏服バージョンは白いブラウスと黄色いリボン…緑のチェックのスカート

「茶髪のショートヘアでメガネかけた小柄な彼女によく似合ってる。いい加減認めろよ…この子、高校生だぜ」

純一郎は敵視しているが深は彼女の事案外気にいってると見えて、ずっと観察していたのだ。

「お、おい…今時の女って異常に小さいヤツ居るけど…こんなんアリか?」

店番の彼女は、純一郎にそこまで言わせるほど小さいのだ。

< 19 / 82 >

この作品をシェア

pagetop