軽薄男に鉛弾を【新☆パラレル・ワールド企画作品】
「競馬で大穴あけちゃって…」

とミューは言うが

「はぁ〜?」

えらく都合よく稼いだもんだな…

「実は昨日の…当たったの知ったの今日だから…」

なるほど…そういう事か

「普通の人は当日一喜一憂してるってのに…まぁミューらしいって言えばそこまでだけど…」

「そういうズレてる所がミューの魅力なんだよ」

「結局稼いだ金を弁償に回すのは、この女の運命やった訳ね」

三者三様にミューの事を批評して…

「ところで…坂本先輩は何しに、ここに来ているんですか?」

とミューに聞かれた深は

「純一郎に頼まれて…元々は金を貸してくれって話だったけど…また聞きじゃ事情が飲み込めないから…」

と言った後ミューの顔を見た…そしたら
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