軽薄男に鉛弾を【新☆パラレル・ワールド企画作品】
「マジ…かよ。いつの間に…いつからあの手の女狙うようになったんだ?」

深からしてみりゃ…純一郎の好みを考えりゃ意外な人選と言える。

「しかし…純一郎が化粧バシバシのハデハデ系じゃない女選ぶとは…何か天変地異の前触れの気もするが…」

深が知るかぎり、純一郎が純朴な下僕として期間限定の忠誠を誓うのは、いかにもって感じの勘違い女だった。

彼の口から出て来た名前…それは彼の今までの無謀な独り相撲と縁遠い普通の女

「いきなり何も言わす金貸せって言うんでプレゼントで愛情計るバカ女と思ってたけど…いいんじゃない?」

ただなぁ…あの手の子が純一郎を受け入れきれるかは、はなはだ疑問だけどな…
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