軽薄男に鉛弾を【新☆パラレル・ワールド企画作品】
「ついでに今日の拝観料の500円もね」

売り上げがよろしくない骨董品屋において拝観料の500円は怜にとって貴重な収入源

ここで情けをかけるような女ではない。

「こっちは来たくて来た訳じゃ無ぇんだ。拝観料とやらまけろよ!」

ミューに気に入られたい一心で…勿論、怜が自分の守備範囲外って事もあるが…純一郎はミューを守るナイトと化す。

「つまり…踏み倒しって訳?」

そう言って再び銃を構える怜

「キャー純一郎くん…私を守って!」

と純一郎の後ろに隠れるミュー

さっきまで無視してたくせに…

「ミュー…安心しろ。お前は、俺が守る。命に変えて…」

と言いたいが…
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