軽薄男に鉛弾を【新☆パラレル・ワールド企画作品】
「高かったろ?」

流の中では、骨董品=高額なる情報がインプットされている。

「会津藩士が使ってたゲベール銃だぜ。幕末の匂いプンプンのシロモノだからな…多少高くても仕方ない」

満足気な深は天にも昇らんばかりに有頂天だ。

そんな深に

「本物か?」

なんて聞いた日には…

「お前なぁ…怜ちゃんが俺に偽物売り付ける訳無いだろう!それに…純一郎の霊感体質がコイツの素性を証明したし」

それを聞いた流は

「純一郎って…あの女癖悪いオレンジ頭か?」

結構有名人な純一郎…

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