入学と入部


「ねえねえ、由貴・・・
うちらなんでこんな所にいるの・・・??」

「わからんし・・・」


パイプ椅子に、ちまっと座っている私と由貴は細心の注意を払いながらコソコソ話していた。


「ん??どうかした??」

白い歯を光らせ満面の笑みで言われたもんだから、何も返すことができず


「だ、大丈夫で-す・・・」

二人で最高の苦笑いで言った。


10分前にさかのぼる――
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop